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日本再共済連では2007年度から「富士山の森づくり」をおこなっていますが、2011年度は東日本大震災の発生にともない、災害対応を優先するため日本再共済連の役職員と会員の役職員による植樹活動は実施しないこととしました。今年度植樹を予定していた場所やこれまでの森林の再生活動について、プロジェクト経費支援(緑化の維持管理等)として実施することとしました。
開催日 | 植樹本数 | |
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第1回 | 2007年5月19日 | 930本 |
第2回 | 2008年5月31日 | 700本 |
第3回 | 2009年5月16日 | 700本 |
第4回 | 2010年5月15日 | 500本 |
合 計 | 2,830本 |
『平成22年度 「富士山の森づくり」推進協議会 シンポジウム・報告会』(2011年2月25日開催)において日本再共済連が4年間(2007〜2010年度)で植樹した苗木(2,830本)のモニタリング調査結果が報告されました。
調査本数193本中、枯死本数18本(枯死率 9.3%)と良い活着状況となっております。
2007年度 | 2008年度 | 2009年度 | 2010年度 | 合計 | |
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調査本数 | 36 | 49 | 59 | 49 | 193 |
植栽密度(100m²) | 7.2 | 9.8 | 11.8 | 9.8 | 38.6 |
枯死本数 | 10 | 5 | 3 | 0 | 18 |
枯死率(%) | 27.8 | 10.2 | 5.1 | 0.0 | 9.3 |
平均樹高(cm) | 143.4 | 130.0 | 114.6 | 97.1 | |
平均直径(mm) | 11.4 | 11.5 | 10.1 | 7.38 | |
年平均樹高成長量(cm) | 17.2 | 23.7 | 21.1 | 15.1 | |
年平均直径成長量(mm) | 0.8 | 1.8 | 2.3 | 1.74 |
近年日本各地で鹿の数が増加し、森づくりの現場においても樹皮を剥いだり、植栽された苗木が食べられる被害が多発しております。富士山の森づくりでは、鹿害対策としてウッドガード(150cm)を設置していますが、それを超えて成長した葉が食べられるということがわかりました。今後の推進協議会は、これまで植樹した苗木を守るため鹿害対策についての研究をすすめることとしました。
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