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再共済の種類【比例再共済(Q/S:クオータ・シェア特約)】

割合再共済の基本となる再共済方式

「比例再共済」とは、元受共済団体と日本再共済連とが、それぞれ負担すべき責任額の割合をあらかじめ決め、元受共済団体がご契約者・組合員と締結したすべての契約の共済金支払いについて、あらかじめ決めた割合で再共済金をお支払いする再共済です。

図

お支払い方法

元受共済団体と日本再共済連の間で、元受共済団体の責任負担額割合を70%、日本再共済連の責任負担額割合を30%とする再共済契約を結んだ場合

総損害額

グラフ

元受共済団体と日本再共済連のそれぞれの責任負担額

事故Aの場合

事故Aの場合
再共済契約を結ぶと・・・
  • 総損害額
  • 100万円
  • 元受共済団体の責任負担額
  • 70万円(70%)万円
  • 日本再共済連がお支払いする再共済金
  • 30万円(30%)

事故Aの場合

事故Bの場合

事故Bの場合
再共済契約を結ぶと・・・
  • 総損害額
  • 1,000万円
  • 元受共済団体の責任負担額
  • 700万円(70%)
  • 日本再共済連がお支払いする再共済金
  • 300万円(30%)

事故Bの場合

事故Cの場合

事故Cの場合
再共済契約を結ぶと・・・
  • 総損害額
  • 2,000万円
  • 元受共済団体の責任負担額
  • 1,400万円(70%)
  • 日本再共済連がお支払いする再共済金
  • 600万円(30%)

事故Cの場合

お支払い方法

注意

一定割合ですべての支払共済金に対して再共済金を支払うしくみであるため、事業規模の小さな元受共済団体(小損害多発により成績が不安定)や、事業を始めたばかりの共済種目(元受成績動向が不透明なケース)に対して有効な再共済です。

注意

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